「ピアノの詩人」と呼ばれているショパンは即興曲(アンプロンプテュ)、
練習曲(エチュード)、譚詩曲(バラード)、諧謔曲【かいぎゃくきょく】(スケルツォ)、
マズルカ、夜想曲(ノクターン)、ポロネーズ、前奏曲(プレリュード)、
円舞曲(ワルツ)など多くのピアノ形式を開拓した人としても知られています。
今回は数多い形式の中からショパンが作曲した唯一の「幻想曲」の魅力を
紹介していきたいと思いますので、ご参考していただけますと幸いです。
尚、感想などはあくまでも個人的となりますので、ご了承いただきますようお願い
いたします。
作曲家 ショパンとは
1810年3月1日生まれ(1849年10月17日没) (享年39歳)
(生誕地:ポーランド 首都ワルシャワに近いジェラゾヴァ・ヴォラ)
父親はフランス語教師(フランス人)、母親はピアニスト(ポーランド人)のハーフで、
容姿は上品な顔立ちで優雅な物腰、声が小さく、手指が小さかったようです。
また、性格は人々の耳目を集める中心人物でしたが、少々意固地なところが
あったようです。
「ピアノの詩人」といわれるだけに作曲した曲がほぼピアノ曲であり、
わが日本においては、テレビCMなどを通じ耳にする曲は非常になじみのある曲ばかりです。
幻想曲(Fantasie)へ短調 作品49
この曲は、1841年ノアンのジョルジュ・サンドの家作曲されたピアノ独奏曲です。
また、ショパンの全作品の中でも最高位に属する曲とも言われています。
曲の特徴としては、まず冒頭の旋律に驚かれると思いますが、皆さまご存知の
「雪の降るまちを」のメロディが浮かんできます。(1952年 中田喜直氏作曲)
その後は、繊細で力強く、純粋な美しさや神秘性なショパン独特のメロディを
感じさせてくれます。
私としては、この曲は演奏時間14分前後の曲ですが、ショパン独特の優雅さや力強さ、
繊細さが感じられる作品と思います。
私のおすすめ名盤
2024年3月23日 イタリア人のピアニストであるマウリツィオ・ポリーニ氏が
82歳でご逝去されました。
若き日の名演です。是非お聴きください。
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まとめ
ショパンの唯一の幻想曲は、冒頭のメロディはどこか懐かしさを感じる
素晴らしい作品です。
是非、皆様も一度お聴きください。ショパンのファンになるかもしれません。
尚、私は専門家ではありませんので、あくまでも個人の意見として紹介をさせて
いただきました。
私としては、一人でもショパンやクラシック音楽の愛聴者が増えれば嬉しいです。
参考文献:文藝別冊 ショパンーパリの異邦人 株式会社河出書房新社 2014年
三枝成彰氏 大作曲家の履歴書(上) 中央文庫 2012年
伊熊よし子氏 図説 ショパン ふくろうの本 2010年
中野 雄氏ほか クラシック名盤この1枚 知恵の森文庫 2003年
堀内みさ氏 堀内昭彦氏 ショパン紀行 東京書籍 2005年
神保璟一郎氏 クラシック音楽鑑賞辞典 講談社学術文庫 1994年