ブラームス 弦楽六重奏曲第2番ト長調の魅力と私の愛聴盤

クラシック音楽

ブラームスは、交響曲や協奏曲など多くの名曲を残していることは、
多くの方がご存知ですが、その他、室内楽曲も多くの名曲を残しております。
その室内楽曲の中でブラームスは2曲の弦楽六重奏曲を作曲しておりますが、
いずれも室内楽の素晴らしい作品です。
今回は2曲の内、第2番ト長調作品36を紹介したいと思いますので、
ご参考にしていただけますと幸いです。
尚、感想等はあくまでも個人的となりますので、予めご了承ください。

作曲家ブラームスとは

ヨハネス・ブラームス(1833ー1897) 享年63歳
1833年にドイツ・ハンブルグに生まれ、バッハ、ベートーヴェンとともに
ドイツの「3大B」と呼ばれていいます。
父親は音楽家でありましたが家庭は非常に貧しく、ブラームスは家計を助けようと
ダンスホールにてピアニストとして生計をたてていたそうです。
性格は「人嫌い」、「偏屈」など孤独であったようです。
そのようなとき転機があったのは20歳の時に「シューマン」との出会いであり、
そのときのシューマンはブラームスのことを「この若者には何も足すべきところも、
何も引くべきところもない」と才能を絶賛したのでした。

ブラームスの弦楽六重奏曲とは

ブラームスは1番の変ロ長調と2番のト長調の2曲の弦楽六重奏曲を作曲しており、
いずれも長調で書かれておりますが、ブラームスらしく何気なく悲しげな雰囲気が
ところどころに見受けられます。
また、作曲当時は弦楽四重奏曲が主流で、ヴァイオリン2,ヴィオラ2,チェロ2の
弦楽六重奏曲は珍しく、ブラームスが確立していったと言われています。
2曲とも素晴らしいで、特に第1番の第2楽章は有名でいろいろなシーンに
使用されていますが、今回は第2番ト長調作品36を紹介いたします。

弦楽六重奏曲第2番 ト長調 作品36

1866年 33歳時に出版され、かつての恋人である歌手アガーテへの熱烈な記念の曲で
あることから、「アガーテ六重奏曲」とも呼ばれています。

第1楽章

冒頭はさざ波のような静かな音から始まります。
ト長調で書かれていますが、ブラームスらしく時折短調のような旋律が現れます。

第2楽章

ト短調で書かれており、主題はハンガリー風でヴァイオリンが奏でる哀愁を帯びた
旋律がいかにもブラームスらしいです。

第3楽章

ホ短調変奏曲形式で書かれており、主題はヴァイオリンでヴィオラ、チェロとの
調和も非常に素晴らしいです。
短調で書かれていますが、後半は明るい長調で静かに終演します。

第4楽章

ト長調で書かれており、第1主題はヴァイオリンで、第2主題はチェロが現れます。
全体的に明るく、聴いていてとても心地よい旋律です。

わたしの愛聴盤

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まとめ

ブラームスは1番の変ロ長調と2番のト長調の2曲の弦楽六重奏曲を作曲しており、
いずれも素晴らしい名曲です。
第1番変ロ長調は第2楽章は有名で、演奏の機会も多いのですが、この2番ト長調も
興味深い作品です。
是非皆様も一度お聴ききいただき、ご自分のお気に入りの曲を探してみてください。

尚、私は専門家ではありませんので、あくまでも個人の意見として紹介をさせて
いただきました。
ご興味のある方は、一度お聴きいただき、一人でもブラームスの愛聴者が増えれば
嬉しいです。

参考文献 吉田秀和氏 ブラームス 河出文庫 2019年
     三枝成彰氏 大作曲家の履歴書(下) 中央文庫 2012年
     神保璟一郎氏 クラシック音楽鑑賞辞典 講談社学術文庫 1994年

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