将来年金の受取額に不安がある方が多い中、少しでも受け取り額を増やすために
有効なこと3つをご紹介いたします。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。
1.働き続けること
下記の条件で働き続ければ厚生年金に加入ができ、将来の年金を増額することができます。
<条件>
1.従業員数51名以上の企業
2.週の労働時間が20時間以上
3.月額賃金が88,000円以上
4.2ヵ月を超える雇用見込み
5.学生でないこと
2.国民年金の任意加入制度を利用すること
以下の条件にあたる方は国民年金の任意加入ができます。
1.日本に住む60歳以上65歳未満の方
2.基礎年金(国民年金)を繰り上げ受給していない方
3.20歳以上60歳未満までの保険料納付月数が480月(40年)未満の方
4.厚生年金に未加入の方
※併せて「付加年金」に加入された場合、さらに受け取り額が増えます。
支払い額 月400円 受給額 月200円(2年で元がとれます。)
<ご参考> 付加年金について
3.年金の繰り下げ受給をすること
66歳から75歳まである程度収入、貯蓄のある方が対象となりますが、
1月あたり0.7%の増額となります。(70歳で42%、75歳で84%の増額)
<ご参考>
年金の繰り下げ受給のメリットとデメリット
まとめ
60歳からでも年金を増やすことができます。
一番良いのは健康を維持する為にも、働き続けることですが、無職でも
「国民年金の任意加入制度」や「付加年金」などをうまく利用して、
増やすこともできます。
年金は長生きをするための「保険」とあると考え、長生きをするため日々健康には
気を付けて過ごしましょう。